こんにちは。美容インストラクターのはるな(@khimu)です。
実は、肌相談の中でも多い「夜の体のかゆみ」。
日中はそんなにかゆみを感じないのに、夜になると無償にかゆみを感じる人が沢山いらっしゃいます。
Haru
かゆみは我慢できないですし、眠れなくてストレスがたまります。
今回の記事では、そんな夜になると出てくるかゆみについて解説していきます。
夜の体のかゆみの前に、そもそもかゆみとは
皮膚のかゆみの多くは、「ヒスタミン」という肥満細胞に含まれる化学物質が関わって起こります。
何らかの刺激が皮膚に加わり、肥満細胞からヒスタミンが放出されます。ヒスタミンが神経を刺激し、刺激が脳に伝わることでかゆみを感じます。
からだを掻けば、さらにかゆくなる?!
かゆみを感じると、つい掻いてしまい、さらにかゆみが増したという経験はないでしょうか。
Haru
掻くと肌の刺激となり、かゆみの元であるヒスタミンが沢山出てきます。ヒスタミンが増えることで、かゆみが強くなり、かゆみの悪循環に入っていきます。
ヒスタミンが出る→かゆい→掻く→ヒスタミンが出る→かゆい→掻く・・・
かゆみを感じたら、掻くのではなく、対策やケアをしましょう。
夜のからだのかゆみ-原因
○乾燥
夜に特にかゆみを感じる人は「乾燥」が原因であることが一番多いです。冬場やお風呂上りは特に乾燥しやすく、寝る前の乾燥に悩まされる人が増加します。
○温感
お風呂に入ったり布団に入って体があたたまると、かゆみを感じることも。皮膚があたためられ、抹消知覚神経にかゆみを誘発しやすくなるためです。
○お風呂の塩素
お風呂のお湯、つまり水道水に含まれる塩素も原因の一つに考えられます。水道水には、衛生面のために塩素が含まれています。銭湯やプールには家庭の水道水よりも濃度が濃く入っていて、感染症などを防ぎます。しかし、塩素が肌のうるおいを保つ皮脂を奪ったり、たんぱく質を酸化させバリア機能を壊することで、かゆみを感じる方もいます。
○緊張のほぐれ
仕事や遊びなど、なにかに熱中している時はあまりかゆみを感じないのに、リラックスしている時にかゆみを感じやすいことも。寝る前が一番かゆいと感じる方に多いのは、布団に入って体があたたまるのに加え、緊張がゆるむため、かゆみが倍増すると考えられます。
以下のような、アトピー性皮膚炎や、内臓疾患が原因で起こるかゆみには、セルフケアは禁物!症状が出たらなるべく早めに医療機関を受診してください。
アトピー性皮膚炎
幼少期で発症し、成人までに治る方も。かゆみが強く、よくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴。
蕁麻疹
通常は一度かゆみを感じると30分~1時間でおさまり、何度も繰り返します。症状が重い場合は、呼吸器官や胃腸に症状を伴うことも。
お風呂習慣を見直して、からだのかゆみをなくしましょう!
(1)お風呂では体を石鹸でゴシゴシ洗いすぎないように注意。低刺激の石鹸を十分に泡立てて、そっと洗いましょう。
かゆみ対策には低刺激のボディウォッシュがおすすめ
皮脂をとりすぎず、肌を清潔にする低刺激のリキッド石けんです。
無香料・無着色・界面活性剤不使用で、保湿成分グリセリンなどを配合なので、うるおいを保ちながら肌をやさしく洗います。
(2)入浴の温度も38~39℃程度にし、熱いお湯での入浴は避けましょう。
(3)水の塩素除去をするのもオススメです。湯船に入れるタイプや、シャワーヘッドを交換するタイプもあるので、チェックしてみてください。
塩素除去にオススメシャワーヘッド
水道水の残留塩素をほぼなくし、浄水効果が抜群。日本アトピー協会が推奨していて、肌へのやさしさと浄水源水切り替えボタン付きで使い勝手の良さが魅力的。
まとめ
なかなか治らない夜の体のかゆみは、原因も様々ですね。できることはぜひ今夜から早速試してみてくださいね。そして、ストレスのない快適な睡眠をとりましょう。
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