こんにちは。美容インストラクターのはるな(@khimu)です。
Haru
朝起きて鏡を見たとき、夕方メイク直しのとき・・・ふとした時に顔色が悪く、肌全体の色むらを感じることありませんか?
透明感を取り戻したい。
でもどのようにケアをすればいいのかわからない!という方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、くすみの見分け方とタイプ別の簡単お手入れ方法をご紹介します!
目の下のクマが気になる方はこちら!

そもそもくすみってなに?
くすみという言葉はよく聞きますが、どういう状態を指すのかわかりにくく、自分の肌がくすんでいるのかということも判断が難しいですよね。
実は、医学的には「肌がくすむ」という表現はありません。
一般的に「肌色が悪く明るさやつやが感じられない肌状態のこと」といわれています。
Haru
すごく悲しい状態なのね・・
つまり、日焼けをしたわけでもないのに肌が今までよりも暗く感じる、肌に透き通るような透明感を感じられないような状態を指します。
- 医学的には「肌がくすむ」という表現はない
- 一般的にくすみとは「肌色が悪く明るさやつやが感じられない肌状態のこと」
5つのくすみの原因とくすみタイプチェック方法
一言でくすみといっても原因や症状は様々。
くすんでいるように感じる方は、まずはどのタイプのくすみなのかチェックしてみましょう。
タイプ1:「褐色グレーぐすみ」原因:角質肥厚
《チェック》
肌がごわついている。メイクのノリが悪い。
《原因》
垢となって自然に剥がれていくはずの古い角質が、ターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)が乱れることで、剥がれずに肌に蓄積してしまっています。
古い角質は、水分が少なく黄色みを帯びているため、蓄積することで褐色グレーのように見えます。
長期間の弱い紫外線などの影響で,皮膚の表面にあって自然にはがれ落ちるはずの角質 (あか) が長くとどまり,皮膚が厚みが増して硬くなった状態をいう。皮膚の透明感がなくなり,乾燥やくすみが目立ってくる。表皮は,外側から順に角質層,透明層,顆粒層,有棘 (ゆうきょく) 層,基底層の5層に分かれている。このうち重要な働きをしているのが角質層で,水分を保持したり,外部からの刺激を防ぐバリア (障壁) としての働きがある。通常,表皮細胞は 28日周期で再生されるが,新陳代謝が鈍くなったりすると,それが長引いて角質肥厚の原因となる。
参考:コトバンク
タイプ2:「グレーぐすみ」原因:乾燥
《チェック》
人差し指をフック型に曲げて、肌を下から上へ滑らせると引っかかる。
《原因》
角質の水分がなく、角質自体の透明感がなくなります。さらに、肌表面の水分と油分が少ないためにキメが乱れ、光の反射が綺麗にできなくなり、透明感のないグレー肌ぐすみを引き起こします。
タイプ3:「青ぐすみ」原因:血行不良
《チェック》
目の下のくまが青い
《原因》
運動不足や冷えなどによる身体の血行不良で、血色が悪くなります。赤みが少なくなることで肌が青黒く不健康に見えます。
タイプ4:「茶ぐすみ」原因:色素沈着(メラニンの蓄積)
《チェック》
日焼けしていないのに、肌が黒くなった。
《原因》
紫外線や摩擦などの刺激によって、日々排出されるメラニンが蓄積してしまっています。「遊離脂肪酸」という皮脂を構成する成分の一部がメラノサイトを刺激し、メラニンを増やす場合があると言われていて、皮脂によるメラニンぐすみも原因の一つと考えられています。
タイプ5:「黄ぐすみ」原因:糖化とカルボニル化
《チェック》
肌が今までより黄色くなった。普段からよく甘いモノや脂っこいモノを食べている。
《原因》
糖化:糖質とたんぱく質が結びつくことにより起こります。
肌のハリや弾力を生み出すコラーゲンが糖化することでも起こります。コラーゲンや角質のケラチンはもともと透明なのですが、糖化すると黄色や茶褐色に変化してしまいます。
脂質の分解質とたんぱく質が結びつくことにより起こります。
どちらもタンパク質の構造を変性・劣化させてしまうことで細胞や組織の機能低下を引き起こし、肌老化の原因にもなります。
タイプ別!くすみの解消方法
「タイプ1:角質肥厚くすみさん」の解消スキンケア
拭き取り化粧水で古くなった角質をやさしくふき取りましょう!黄みを帯びた古い角質を取り除くことで、透明感のある角質が肌表面に出てきます。さらにターンオーバー(肌の生まれ変わりサイクル)を促し、角質肥厚になりにくい肌へ導きます。
オススメのふき取り化粧水
「タイプ2:乾燥くすみさん」の解消スキンケア
なによりも保湿!今のお手入れで水分が不足している証拠なので、お使いのお化粧水を普段1回塗布している方は2~3回塗布してみたり、コットンに含ませてローションパックしてみるのも◎簡単に保湿力を高めるにはパックがおすすめ!
パックは保湿するだけでなく、キメも綺麗に整えてくれるので、光を綺麗に反射することでくすみを防いでくれます。
Haru
キメが整うので化粧ノリもよくなるのもうれしいですね。
オススメのパック
「タイプ3:血行不良くすみさん」の解消スキンケア
血行を促進してあげるために週2~3回マッサージしてあげましょう!正直マッサージが面倒な時もあると思います・・・そんなときは遠赤外線で塗るだけでマッサージ効果のあるマッサージジェルなどを使用すると続けやすいです。
オススメのマッサージジェル
「タイプ4:色素沈着くすみさん」の解消スキンケア
すでにメラニンが生成されてしまっている状態な茶ぐすみさんは、メラニンを還元してくれる美白クリームでメラニンを撃退しましょう。
オススメの美白クリーム
「タイプ5:糖化・カルボニル化くすみさん」の解消スキンケア
オススメの抗糖化クリーム
糖化は抗糖化効果のあるスキンケアを使いましょう。
糖化を防ぐのに効果的と言われる成分には、細胞の活性化・肌の再生能力の促進・肌トラブルの抑制・ターンオーバーの活性化などの効果があるとされます。
セイヨウオオバコ種子エキスをはじめ、カルノシン・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB6・αリポ酸などがあります。カルボニル化はオリーブ葉エキスが効果的といわれています。
Haru
ただ探すのが大変・・・紫外線でもカルボニル化を引き起こすといわれているので紫外線対策を徹底することがオススメです。

まとめ
くすみといっても様々な原因がありますね。ご自身にあったケアをしっかり選んで対策をしてみてください。そして、くすみのない透明感ある肌を手に入れましょう!
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